みなさんこんにちは。解凍みかんです🍊
私はKAWASAKIのW400というバイクに乗っているのですが、ある日兄貴分であるW800 STREETを見て、
「かっけぇ!!俺もあんな感じにしたい!!」
という衝動が湧き、思い切ってエンジンの自家塗装に挑戦してみたら、こうなりました。
どうでしょう。 ど素人の塗装ですが、結構きれいに仕上がってませんか?
今回は「エンジンの自家塗装に挑戦してみたい!」という方に向けて、私が行ったエンジン塗装のまとめブログとして3つの記事にわたって書いていきます。
1つ目の記事では「説明編」として、エンジン塗装をする手段や塗装の種類について、
2つ目の記事では「準備編」として、私がエンジン塗装をした際に使った物やその理由について、
3つ目の記事では「実践編」として、実際の作業の写真を交えながら手順や注意点を説明していきます。
今回は「1.説明編」です。
これを見て、塗装の手段や塗装缶を選ぶうえでのポイントを押さえておきましょう。
「2.準備編」はコチラ↓
「3.実践編」はコチラ↓
自家塗装か、業者に依頼するか
塗装するにあたってまず考えることは、自分で塗装するか、プロの業者に依頼するかということです。
もちろんそれぞれにメリットやデメリットがあるので、順番に見ていきましょう。
メリット
まずは、それぞれのメリットから見ていきましょう。
自家塗装
- 安い
- かかる日数は短くて2~3日ほど
業者に依頼
- プロに任せるから仕上がりが良い
- 大変な作業を任せられる
ざっくりとまとめると、こんな感じです。
詳しく説明していきます。
自家塗装のメリット
自家塗装はやっぱり安いのが魅力です!
かかる金額は塗装缶や工具など、必要な物品の分だけです。
また、業者に依頼するよりもかかる日数が短いのも嬉しいポイントです。
業者に依頼する場合には、ある業者では納期に2週間から1か月程度かかるそうです。
※これについては、それぞれ業者によって異なると思うので、ホームページなどを検索して調べてみてください。
業者に依頼するメリット
業者に依頼する場合は、塗装のプロなので仕上がりが良いのが魅力ですね!
やっぱり塗装初心者とプロでは、使う道具や持っている知識、経験が違うので、安心して任せることができます。
また、自分で作業しなくてもいいのも魅力ですね。
「忙しくてなかなか時間が取れない…」「失敗するのは嫌だな…」
という人は、依頼するのがいいかもしれませんね。
しかし、業者に依頼する場合は塗装をお願いするパーツを送る必要があります。
普段メンテナンスなどでお世話になっているショップの人にお願いできるか相談してみてはどうでしょうか。
※バイク持ち込みで塗装できるところがあるかもしれないので、ぜひ一度調べてみてください!
デメリット
次に、それぞれのデメリットを見ていきましょう。
自家塗装
- 仕上がりは技量次第
- 載せたまま塗装なので、塗装できない箇所がある
- 周りに迷惑をかけない環境を探して作業する必要がある
- 作業が大変
業者に依頼
- 費用がかかる
- 依頼する業者により、納期は様々
ざっくりとまとめると、こんな感じです。
詳しく説明していきます。
自家塗装のデメリット
自家塗装のデメリットはやはり、仕上がりはその人の技量次第ということです。
これまでに塗装の経験がある人であれば流れやコツを理解しているとは思いますが、経験がない若しくは少ないと、液だれやムラができやすいのではないかと思います。
また、エンジンをバイクに載せたまま塗装する場合は、フレームの裏や狭いところなど、塗装できない部分も出てくるかと思います。
実際、私もフレームとエンジンがくっついているところは諦めて塗っていません。
※塗れてない箇所について、別に見えないので気になったことはありませんが、これは人によると思います。
また、周りに迷惑をかけないような場所を探して作業する必要があります。
塗料は風に流れて周囲に飛びますし、においもいいものではありません。
そして、タンク外しからやすり掛け、塗装、乾燥といった大変な作業をすべてしなくてはなりません。
まあ、いい経験だと思えばメリットになるかもしれませんが。
業者に依頼するデメリット
業者に依頼する場合は、金銭面の負担が大きくなると思います。
塗装してもらう費用だけでなく、エンジンを外して送らないといけない場合はそのつけ外しの工賃も考えなくてはなりません。
また、納期は様々で先ほども述べたように2週間から1ヵ月程度かかるところもあります。
普段の通勤や通学で使用せず、休日にツーリングに行くくらいであればあまり大きな問題ではないかもしれませんね。
塗料を選ぶ時のポイント
塗装するうえで、どんな感じに塗装しようかと考えると思います。
どんな色にするか、艶はあった方がいいかなど、完成した姿を想像しながら決めていくと思いますが、1つ注意することがあります。
それは、塗料の耐熱温度です。
例えば、オキツモのワンタッチスプレーの場合、ツヤ有は耐熱200℃・半ツヤは耐熱500℃・ツヤ消は耐熱650℃、ワンタッチスプレーマフラー用の場合は、半ツヤで耐熱550℃です。
艶の有無によって耐熱温度も違いますし、販売されている色も違います。
色を基準にして選ぶか、耐熱温度を基準にして選ぶか決める必要があるかと思います。
私は、「エンジンの表面が何度になるかわからないから耐熱温度が低いのは怖いなあ…けど艶は欲しい!」
ということでオキツモの「ワンタッチスプレーマフラー用 半ツヤ」にしました。
仕上がりはこんな感じです。
他にも、DAYTONAからは「結晶塗装」という、塗装面が独特なちりめん模様の特殊塗装の塗装缶が出ています。
初めて見たときは驚きましたが、これもなかなかいいですね。
塗装に適した天気
塗装をするうえで気にしなければならないことはまだあります。
それは天気です。
今回私が使用するオキツモのワンタッチスプレーマフラー用の取り扱い上の注意の欄にも、
「②天気の良い、湿度の低い日に塗装してください。」
という注意書きがあります。
湿度が高かったりあまりにも気温が低いと塗料の乾きに影響を与えてしまい、仕上がりが悪くなってしまいます。
また、雨の中で塗装をすると乾いていない塗料が落ちてしまうことも考えられます。
※気温や湿度による影響や、気温や湿度の目安に関する詳しい情報は、ぜひ調べてみてください。
作業しようと思って空けておいた日の天気が悪くなってしまった場合は、無理をせず、他の日に変更してはどうでしょうか。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
自家塗装にも業者に依頼するのにもそれぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう!
また、塗装缶にも色だけでなく艶の有無や耐熱温度、特殊塗装など様々な違いがありますので、自分が良いなと思うものを選んでください!
次回はエンジン塗装の「準備編」です。
私がエンジン塗装をした際に使ったものや必要な理由をまとめているので、ぜひ参考にしてください!
それでは準備編で会いましょう!ノシ🍊
ー W400エンジン塗装に挑戦!シリーズのリンク ー
「2.準備編」はコチラ↓
「3.実践編」はコチラ↓
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