バイクのエンジン塗装に挑戦! -2.準備編-【W400】

バイク
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みなさんこんにちは。解凍みかんです🍊

今回はエンジン塗装シリーズの2つ目、「準備編」です!

前回のエンジン塗装の「説明編」から来てくれた方はありがとうございます!

まだ読んでいないという方も、自家塗装や業者に依頼するメリット・デメリットや、塗装缶を選ぶ時のポイントなどをまとめているので、ぜひ読んでみてください!

今回はの記事では、私がエンジン塗装をした際に使った物やその理由についてまとめていきます!

W400エンジン塗装に挑戦!シリーズの説明 ー

このシリーズでは、「エンジンの自家塗装に挑戦してみたい!」という方に向けて、私が行ったエンジン塗装のまとめブログとして3つの記事にわたって書いていきます。

1つ目の記事では「説明編」として、エンジン塗装をする手段や塗装の種類について、

2つ目の記事では「準備編」として、私がエンジン塗装をした際に使った物やその理由について、

3つ目の記事では「実践編」として、実際の作業の写真を交えながら手順や注意点を説明していきます。  

「1.説明編」はコチラ↓

「3.実践編」はコチラ↓

必要なもの

今回のエンジン塗装で使ったものはコチラです。

▲こんなにいっぱい…

ー 使ったものリスト ー

  • 下地作りの道具
    • 紙やすり
    • 棒やすり
    • スコーライトホイル
    • ステンレスブラシ
  • エアダスター
  • シリコンオフ
  • 塗料
  • ヒートガン
  • マスキングシート
  • マスキングテープ
  • ハサミ
  • 中性洗剤
  • キッチンペーパー
  • タンクを外すための工具
  • 防護服・防護具
  • ガスケット(※マフラーを外して塗装する場合のみ必要)

1つずつ見ていきましょう!

下地作りの道具

今のエンジンの塗装を落としたり、細かな傷をつけるのに使います。
塗装は下地が命です。
塗料はツルツルの表面にはうまくのってくれず、下地を適当にやってしまうと後々剥げやすくなってしまいます。
また、錆の上から塗料を塗ると、表面上はきれいになるかもしれませんが後々浮いてきたりします。
一番大変な作業とは思いますが、根気よくやりましょう。
今回下地作りのために使ったのは、「紙やすり」「棒やすり」「スコーライトホイル」「ステンレスブラシ」です。

紙やすり

下地作りと言ったらこれ。紙やすりです。

私は、240番くらいの粗目からはじめて、400番、1000番という順番でやすり掛けしました。

大きめのものを買うか、何枚か余裕をもって用意しておくといいと思います。

棒やすり

エンジンのフィンの間などの狭いところは紙やすりだとどうしても作業しにくいので、棒やすりを使ったり、棒やすりに紙やすりを巻いてやすり掛けをしました。

▲こんな感じに、紙やすりを巻いて使ったりもしました。

スコーライトホイル

紙やすりとかブラシで傷をつけるのが面倒という人は、これを使うと時短できるかと思います。

電動ドリルが必要になるので、使う場合は準備しておきましょう。

電動ドリルの先につけて使うのですが、私はうまく使いこなせず、結局紙やすりとブラシで頑張りました笑

ステンレスブラシ

▲一番右のステンレスブラシだけ使いました。

これはあると非常に便利です。

粗い傷を簡単につけることができますし、持ち手がついているので作業がとても簡単です。

一番右のステンレスのブラシを、粗めの紙やすり(240番)と使い分けて使用しました。

エアダスター

やすり掛けで出た塵や洗車の水分を飛ばすために使用します。

フィンの間などは狭いし暗いので、塵や水が残っていても気づきにくいですし、拭き取りにくいです。

そういったときにエアダスターを使用することで、残った塵や水を吹き飛ばすことができます。

▲奥に残った塵や水分を吹き飛ばすことができます。

シリコンオフ

塗装面の脱脂に必要です。

塗装する前にエンジンの表面に油分などの汚れがついていると、うまく塗料がのらず、仕上がりが悪くなってしまいます。

塗装する前にはこれを使ってエンジンをキレイにしましょう!

塗料

これがないと始まらない!

塗装には「艶あり」「半艶」「艶なし」などといった様々な種類があり、それぞれで耐熱温度が違います。

前回の記事で選ぶ際のポイントを簡単にまとめたので、ぜひ見てみてください!

今回はオキツモの「ワンタッチスプレー マフラー用 半艶 黒」を使用しました。

他にもDAYTONAもエンジンやマフラー用の塗料を出しており、それだけでなく「結晶塗装」という特殊塗装の塗装缶も販売しています。

色々な画像を見て、仕上がりを確認して決めましょう。

ヒートガン

塗装を完全硬化させるために用意しました。

今回使用するオキツモの塗料の使用方法の欄には、

「180℃程度の熱が20~30分以上かからないと完全硬化には至りません。」

ということが書いてあったので、ヒートガンを使ってちょっと熱を加えたり、走行してエンジンの熱を加えたりしました。

マスキングシート

塗装するときに、エンジン以外の部分に塗料がつかないように保護するために使います。

片側にマスキングテープがついており、とても使いやすいのでおススメです!

▲片側にテープがついているのでとても便利です!

マスキングテープ

マスキングシートでは保護することが難しい箇所の保護のために使います。

たくさん使うので、2~3個ほど用意しておくことをおススメします。

ハサミ

マスキングテープを切るために使いました。

エンジンについているオイルの小窓の保護のために丸く切るのに使います。

中性洗剤

エンジンの汚れをざっと落とすために使います。

バイク用の洗車用品を使おうかと思ったのですが、ものによってはワックスが入っているらしいので、今回は食器用洗剤を使用しました。

キッチンペーパー

エンジンの汚れを落とした後に、水分を拭き取るために使います。

タオルでもいいかなって思ったりもしましたが、ホコリやタオルの糸が残ったりしたらイヤだなと思い、今回はキッチンペーパーを使用しました。

タンクを外すための工具

エンジンを塗装するためには、一度タンクを外して作業をする必要があります。

タンクを外すために必要な工具を用意しておきましょう!

W400の場合は、六角ボルトを外す工具があればタンクを外すことができます。

私はそれに加えて、ホースを簡単に脱着するためにラジオペンチと先曲ラジオペンチを使いました。

※使う道具はバイクによって異なると思います。タンクを外すまでの工程を確認し、必要な道具を用意しましょう。

防護服・防護具

▲ほとんどを100均で揃えました。

塗料が服や皮膚についたらイヤだなと思い、レインジャケット、レインズボン、ヘアキャップ、花粉用メガネ、マスク、ビニール手袋の6つを用意しました。

途中からめんどくさくなってビニール手袋を外して塗装したのですが、見事に指先に塗料が付いてしばらく落ちませんでした。

着るのは面倒ですが、絶対に着て塗装作業をした方がいいと思います。

ガスケット

マフラーを外して塗装する場合には、ガスケットが必要になるかと思います。

自分のバイクに合うものを確認して、事前に準備しておきましょう!

ちなみに、私はマフラーを外すつもりで準備していたのですが、結局面倒になって外しませんでした笑

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回私がエンジン塗装をした際に使用した物品は以上のとおりです。なかなか多いですね笑

バイクによっては他にも工具が必要になる場合があると思うので、確認してみてください!

分からないことがある場合にはできる範囲で答えるので、コメント欄やメールでお願いします。

それでは次回の「実践編」で会いましょう!ノシ🍊

ー W400エンジン塗装に挑戦!シリーズのリンク ー

「1.説明編」はコチラ↓

「3.実践編」はコチラ↓

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