どうもみなさんこんにちは!解凍みかんです!
みなさんは”スパークプラグ”の交換を定期的にしているでしょうか?私は初めて聞いた時、
「え…? 何のパーツなのナニソレシラナイ」
といった感じでした笑
調べてみるとどうやら消耗品のようで、中古で買ったし、変えておいた方がいいなら変えてみるかってことで今回変えてみたのですが、あれっ?なんかパワー出るようになった?なんて思っちゃいました笑
気のせいだったらちょっと恥ずかしいですけどね笑
ということで!早速作業に入っちゃいましょう!
そもそもスパークプラグって?
スパークプラグの役割
スパークプラグの役割は、混合気に点火することです!
動画や写真なんかをみるとよく分かるのですが、エンジンの中で圧縮された混合気に対してスパークプラグの先端で火花を散らし、爆発させています。
こんな過酷な環境で仕事をしてくれているのにあんまり知らなくてごめんね…
スパークプラグの交換時期
こんなにもハードな仕事をしてくれているスパークプラグくん。
私は約13,000km走るまで放置していたわけですが、私が今回使用するNGKスパークプラグを販売している「日本特殊陶業株式会社」さんのページを見てみると、長寿命とされる両貴金属プラグ出ない場合の目安は「二輪車で5,000km」とのこと!
結構目安を超えちゃってますね…
他にも詳しい情報が書いてあるので、ぜひ「日本特殊陶業株式会社」さんのページをご覧になってください!
「日本特殊陶業株式会社」さんのページはこちら ↓
NGKスパークプラグ/NTKテクニカルセラミックス製品サイト
いざ、スパークプラグ交換!
スパークプラグを準備する
それでは早速交換していきましょう!
…といっても、手元に交換するスパークプラグがないと交換できないですよね笑
まずは、自分のバイクに適合するスパークプラグの型番を確認しましょう!確認方法は簡単です!
※今回は、NGKスパークプラグを使って交換するので、その方法を紹介します。
- 「日本特殊陶業株式会社」さんの「スパークプラグ適応品番検索」ページにアクセスする。
- 「適応検索利用上の注意」を読み、「種類」「メーカー」「排気量」を選択する。
- 機種名の列から自分のバイクと同じものを探し、その行にある型番のものを購入する。
これで準備は完了です!バイクによっては2本必要な場合もあるので確認しましょう!
ちなみに必要な本数は、先ほど型番の確認に使用した表に書かれています。
今回はW400のスパークプラグの交換をするので、MotoDXプラグの「CPR8EDX-9S」を準備しました!
標準プラグを使用する場合は「CPR8EA-9」を準備すれば良いのですが、MotoDXプラグだと加速が良くなる!燃費が良くなる!スパークプラグの寿命が長くなる!とのことでしたので、今回はMotoDXプラグを使用します。
詳しいMotoDXプラグの特徴については、「日本特殊陶業株式会社」さんのページをご確認ください。
スパークプラグを交換する
それではスパークプラグを交換していきましょう! 交換の手順は次の通りです!
- 1タンクを外す
- 2プラグキャップを抜く
- 3古いプラグを抜く
- 4新しいプラグを付ける
- 5プラグキャップを付ける
- 6タンクを付ける
1.タンクを外す
まずはタンクを外します!
ピンクで囲まれているボルト2本と、オレンジで囲まれているホース2本を外します。
ホースを外すときにガソリンがちょろちょろ〜っと出てくるので、タオルを事前に準備しておきましょう!
2.プラグキャップを抜く
タンクを外すことができたらプラグキャップが見えてくると思います。
これを真っ直ぐ引き抜いていきます。
中はこんな感じ。
プラグ<コンニチハ!!
エアダスターなんかで軽く中を掃除しておきます。
3.古いプラグを抜く
それでは古いプラグを抜きましょう! 抜くときにはコレを使います。
これを使うと簡単に外せますし、先端の部分にはマグネットがついているのでスパークプラグが落ちないようにしっかり保持してくれます!
プラグによっては16mmではサイズが合わない場合があるので、サイズが合うものを使用してください。
サイズは下のリンクから確認できます。
使用するプラグの型番を事前に調べておいてください。
「Hex ○mm」というように書いてあるので、それを参考に準備しましょう!
これをスパークプラグが入っている穴に差し込み、古いスパークプラグを抜きます。
抜けたプラグがこちら。
新品と比べるとすごい真っ黒ですね… 今まで頑張ってくれてありがとう…
4.新しいプラグをつける
新しいプラグを付けていきましょう!
プラグレンチに新しいプラグをつけ、穴に真っ直ぐ入れていきます。
このときにレンチのマグネットがしっかりと保持してくれるので楽です!
最初は手回しで締めていき、その後でハンドルを付けて締めていきます。
トルクレンチを持っていないので、今回は締付回転角を見て締めていきます。
プラグは正しい締付トルクで取り付ける必要があります。
トルクレンチを使って標準締付トルクで締め付けてください。
トルクレンチがない場合は手でプラグを締めていき、ガスケットが取り付け座に当たってからプラグレンチを使って締付回転角で締め付けてください。
締めすぎてしまうとネジ部が切れたり、逆に締め付けが緩いと振動でプラグが破損してしまったりします。
締付トルクや締付回転角は、箱の裏面や「日本特殊陶業株式会社」さんの「プラグの正しい取り付け方」ページに書いてあるので確認してください。
トルクレンチで作業する場合は、トルクの対応したものを用意します。
今回のスパークプラグは上の画像にあるように「10~12N・m」と書いてあるので、それに対応したトルクレンチを用意します。
別にスパークプラグソケットが必要になるので、それも用意しておきましょう。
プラグを取り付けたらプラグキャップをつけ、タンクもつけたら終了です!
終わりに
いかがでしたでしょうか?
最初はかなり難しそうなんて思っていたのですが、やってみると意外とできました。
しかし、大事なエンジンを触る作業ですので、しっかりと調べた上で実施しましょう!
それではよきバイクライフを!!ノシ
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